ナスの皮には、抗酸化作用を持つ成分が含まれているので、皮のまま揚げたり、油で炒めると、栄養を逃しません。体内の余分な熱をとり、血流や水分の代謝を促す働きもあり、夏バテやむくみを解消。ヘタの切り口がみずみずしく、棘が鋭いものが新鮮な証拠です。
「ナスとピーマンのおかか醤油炒め」
材料(2人前)
- ●ナス……2~3本
- ●ピーマン……3~4個
- ●かつおぶし……1袋(5~6g)
- ●醤油……大さじ1・1/2
- ●ごま油……大さじ2
- ●塩……適量
作り方
ナスは1cmくらいの半月切りにし、塩をふり、5分ほど置いて水気が出たら、キッチンペーパーで拭く。ピーマンも1cmくらいの半月に切る。
フライパンにごま油を入れて熱し、1のナスがしんなりするまで、中火でしっかりと炒める。次にピーマンを加え、柔らかくなるまで炒める。
鍋肌に醤油をサッとまわしかけ、軽く炒めて水分を飛ばす。
かつおぶしを細かくくずしながら入れ、軽く炒めて火を止める。
野菜ソムリエ・料理家
吉田ゆうかさん
食好きが高じ、雑誌編集者を経て食の道へ。野菜、肉、発酵食品を組み合わせた美味しくて手軽にできるレシピと製菓が得意。グルメな割に食の細い4歳の息子がたくさん食べてくれるよう、日々奮闘中。