寒さ厳しい冬の時季に芽を出す春野菜には、成長するための栄養素がギュッと凝縮。高栄養価なのはもちろん、解毒作用や抗酸化作用にも優れています。春野菜の代名詞ともいえる新たまねぎには熱に強いケルセチン、春キャベツには近年話題のスルフォラファンといったそれぞれ抗酸化作用が含まれ、シワなどの肌老化を防ぐなど美容効果は抜群です。さらに、春キャベツは通常のキャベツに比べビタミンCが3倍多く含まれているので、シミ対策にも◎。
新たまねぎは傷がなく固くしまったものを、そして、春キャベツは葉の色が鮮やかでハリとツヤがあるものを選びましょう。どちらもずっしりと重みのあるものがおすすめですよ。
新たまねぎとブロッコリーのケイクサレ
材料(18×8パウンド型1本分)
- 新たまねぎ……1個(薄切り)
- ブロッコリー……50g
- ウインナー……4本(輪切り)
- プチトマト……8個(1/4に切る)
- プロセスチーズ……4個(60g)
(縦1/2に細長く切る)
- [A]
- 卵(Mサイズ)……2個
- オリーブ油……70cc
- 豆乳……70cc
- 塩……適量
- こしょう……適量
- 粉チーズ……15g
- [B]
- 小麦粉……130g
- ベーキングパウダー……小さじ1(4g)
作り方
型にクッキングシートを敷き、オーブンを220度で予熱しておく。
耐熱皿に新たまねぎとウインナーを入れラップで蓋をし、600w、3分加熱する。5分ほど蒸らしたら蓋をあけて冷めるまで置く。
-
ボウルに卵をといてから、オリーブ油を少量ずつ注いでよく混ぜる。その後、豆乳、粉チーズ、塩、こしょうを入れて混ぜ合わせる。
別のボウルに(B)を入れ、泡立て器で混ぜる。③を加え、ゴムベラでさっくりと混ぜる。そこに、②とブロッコリーも加えて混ぜ合わせる。
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型に④を1/3入れ、チーズとプチトマトをバランスよく並べ、これを繰り返す。
表面にプチトマトを一列に並べたら、生地の空気を抜くように底を軽く2〜3回叩き、180度のオーブンで40分焼く。竹串を刺して、生地がつかなければできあがり。
※ 表面が焦げそうなときは、アルミホイルをかぶせてください!
春キャベツと新たまねぎのスープ
材料(2人分)
- 春キャベツ……4枚(1cm幅に切る)
- 新たまねぎ……1個(1cm幅に切る)
- 塩麹……大さじ1
- 水……500cc
作り方
★お好みでスープのベースを変えて違う味も楽しめます。その際は材料を追加して煮てください。
・和風ベース…水をだし汁に変更
・洋風ベース…水を200ccに変更し、牛乳300cc コンソメを1/2個
・中華ベース…鶏がらスープの素を小さじ1入れ、沸騰したら溶き卵を入れる
・イタリアンベース…ホールトマト缶1/3、ケチャップ大さじ1を入れる
野菜ソムリエ・料理家
吉田ゆうかさん
食好きが高じ、雑誌編集者を経て食の道へ。野菜、肉、発酵食品を組み合わせた美味しくて手軽にできるレシピと製菓が得意。グルメな割に食の細い4歳の息子がたくさん食べてくれるよう、日々奮闘中。