ほうれい線や二重顎、首のシワの解消法とは!?

ほうれい線や二重顎、首のシワの解消法とは!?

40歳を過ぎたころから気になり始める、法令線や二重顎、首のシワ。今までは加齢によるものと思われてきましたが、現代は、パソコンを使うデスクワークやスマートフォンの普及で下を向く動作が多いため、実は30代でも、多くの方が悩んでいます。実年齢よりも老けて見えてしまうほうれい線、二重顎、首のシワ。それらを解消して若々しさを取り戻す、簡単エクササイズをご紹介します!

ほうれい線やシワはどうしてできる?

年々、深くなるシワや気になるたるみ。深刻になると、怒っていなくても不機嫌そうに見えたり、体調が悪そうに見えたりと、人に与える印象まで変わってしまうことも。解消法を知る前に、まずはご自身のシワやたるみがどういう状態か、下のチェックシートで確認してみましょう!

潤いのある目元になるためのケア
・輪郭がぼやけてきた
・二重顎が気になる
・鼻の下から顎まで伸びてきた
・ほうれい線が気になる
・首のシワが気になる
・口角が下がっている

ひとつでも当てはまったら、あなたは今「老け顔」に見えているかも…!

法令線・二重顎・首のシワの原因とは?

「老け顔」に見える法令線、二重顎、首のシワ、原因は大きく分けて3つあります。

1. 顔の筋力の衰え

一番大きな原因は、加齢による筋力の衰え。表情筋が衰えることで、肌のハリや弾力が失われます。そして重力に引っ張られることで頬が下がり、ほうれい線が刻まれやすくなります。また、加齢によって表情筋が衰えたり、噛む力(咀嚼力)が低下すると、顔全体の皮膚がたるんで、顔の一番下の「顎」の部分まで脂肪が落ち、二重顎に。さらに首元までたるみが落ちてくると、首にシワができます。

2. コラーゲンやエラスチンの減少

皮膚の奥にある真皮は、肌の土台となる重要な層。この真皮には、コラーゲン線維やエラスチン線維が張り巡らされ、肌の弾力やハリの元となっています。しかし、コラーゲンやエラスチンの生成量は、25歳頃をピークに年々減少し40歳を過ぎると半減します。そのため、加齢とともに肌の弾力が低下して、シワやたるみとなって現れます。

3. 知らずにやっている日々の悪習慣:現代の食生活

現代は昔に比べて、顎を使わなくても食べられるやわらかい食材が増えたため、よく噛まずに食べている人が多いのです。そのため、若い人でも咀嚼力が低下しており、二重顎やたるみに悩まされるようになっています。

4. スマートフォンやタブレットの長時間使用

スマートフォンなどを見ているときは、大抵の人は無表情になります。長時間、無表情のままで顔の筋肉が使わないと、表情筋が衰え、顔がたるんでしまいます。頭の重さは約5㎏ありますが、スマートフォンなどを見る際の、前かがみで常に下を向いている状態でいると、頭の重みが顔全体にかかり、輪郭がゆるんだり、二重顎、首のシワの原因になります。

筋力をアップすれば悩みは解消できる!

顔には大小50種類もの筋肉が存在しており、皮膚や脂肪を支えています。顔の筋肉は、よく使うところと使わないところがあり、普段の生活では、ほんの一部しか使っていません。年齢を重ねると大口を開けて笑ったりすることがなくなり、表情が硬くなって、筋肉をあまり使わなくなります。使っていない筋肉はどんどん衰えていくので、すっきりした輪郭や首元を維持するためには、顔の筋肉を効果的に鍛えることが大切です。たとえば、人と会話するときに大げさに表情を作ったり、よく噛む必要のある食材を選んだりするなど、日常生活で表情筋を意識して動かすだけで、顔の筋力はアップします。

たるみ・シワの解消法①

手軽で効果抜群!「舌回し」
特別な道具を使ったり、高いエステに通わなくても、1日3回実践するだけで、顔の筋力をアップしてくれるのが「舌回し」です。舌を回すことで、口のなかや顔、頭など、舌以外の筋肉が鍛えられ、法令線や首のシワの解消が期待できます。また、筋肉を動かすことで顔全体の血行が促進され、顔のむくみが取れて、二重顎が改善したり、輪郭がシャープになって、顔のゆがみが整います。

1日3回!舌回し

・口を閉じる
・歯茎の外側に沿って舌を回す
・右回り20回、左回り20回

POINT

口をしっかり閉じて行う
慣れてきたら回数を増やす

たるみ・シワの解消法②

たるみ・シワの解消法②
スキンケアと一緒に行う美白マッサージ

マッサージをすると肌に刺激を与えすぎて、シミやシワが増えるなどを懸念される方もいらっしゃいます。しかし、衰え気味な顔の筋肉を鍛えるためにはとても必要なことなのです。メビウス製薬では、シミウスジェルと一緒に行う美白マッサージを推奨。肌の血行促進にもつながり、化粧品の浸透にもひと役かっています。詳しいやり方は、下記のURLをチェックしてください!
https://www.mebiusseiyaku.co.jp/movieguide/

頭皮のマッサージも顔のたるみ対策におすすめです

頭と首の境目をマッサージすると目元のたるみに、髪の生え際から頭頂部にかけてマッサージすると顔全体特にほうれい線予防になります。耳の裏から側頭部にかけてマッサージすると顔全体へのリフトアップ効果があります。シャンプー後や入浴後の血行が良いときに頭皮のマッサージを行うのがより効果的です。

スキンケアでもできる対策とは?

法令線や首のシワ、二重顎の原因は筋力の衰えと、エラスチン、コラーゲンの減少による「たるみ」ですので、ハリ・弾力を与えるスキンケアがおすすめです。気になる部分を、ハリ・弾力に効果的な成分が配合された化粧品でお手入れしましょう。

ハリ・弾力に効果的な成分

ビタミンA(レチノール)

コラーゲン生成を促して、肌の弾力を作り出す効果があります。シワ・たるみの予防に有効。

ビタミンC(ビタミンC誘導体)

壊れやすいビタミンCを安定させ、浸透力を高めたものがビタミンC誘導体です。ビタミンC誘導体には、美白効果やニキビ予防だけでなく、コラーゲンを合成して、シワやたるみに働きかけてくれます。

ナイアシン(ビタミンB3)

肌の代謝を活性化させ、シワやたるみに働き、肌にハリを与えてくれます。比較的刺激が少ないので、敏感肌の方も取り入れやすい成分です。
また、法令線、二重顎、首のシワ予防には、365日UVケアが不可欠です。紫外線のなかでも紫外線A波は、肌の奥、真皮まで届いて、コラーゲンを破壊します。特に首は、様々な角度から紫外線を浴びやすい箇所。紫外線を浴びるとシワが出来やすくなるので、顔はしっかりUVケアするのはもちろんのこと、首も忘れずに日焼け止めを塗りましょう。

「舌回し」で表情筋が鍛えられると血行が良くなり、顔色がイキイキ、口角も上がりやすくなりますので、表情が明るく見えます。法令線、二重顎、首のシワを解消して、いつまでも若々しくありたいですね!