クレンジングと洗顔は美しい素肌を維持するために欠かせない重要なステップです。自分のお肌に合った商品を正しくお使いいただくことは、健康的な美しい素肌へのスキンケアとして、とても重要なポイントです。
もし、「メイクが落とせれば、どんなものを使っても同じじゃない?」
そう感じていたら、ぜひ読み進めていただきたいです。
お肌に合わない商品を使い続けると、肌をきれいにするはずが、毛穴が黒ずんだり、乾燥がすすんだり、肌への負担がトラブルの原因になってしまうことも・・・。
そこで今回はクレンジングと洗顔の「役割」「正しい方法」「選ぶポイント」についてご紹介します。
クレンジングと洗顔は健康で、すこやかなお肌を保つための基本となる重要な部分です。この機会にもう一度ご自身のクレンジングと洗顔について見直しをしてみましょう。
クレンジングと洗顔の役割とは?
クレンジングと洗顔にはどのような役割があるのでしょうか。
クレンジングの役割
メイクや毛穴につまった角栓、黒ずみ、日焼け止め、排気ガスなど日々付着する油性の汚れを専門として落とす役割があります。メイク商品は油性の原料で出来ており、洗顔料で落としきることは難しく、メイクが残ってしまうことが原因で毛穴を詰まらせる結果にもつながります。適切なクレンジング剤を用いて毛穴の汚れをスッキリ落とします。
洗顔の役割
汗や皮脂、古い角質、ほこりなどの水溶性の汚れを専門として落とす役割があります。洗顔は、クレンジング後に行われるステップで、洗顔料は、水に溶けやすい成分を含み、泡立てることで汚れを包み込み、洗い流します。洗顔をすることで、肌の表面を清潔にし、余分な皮脂や汚れを取り除くことができます。洗顔で大切なことは肌に負担をかけずに不要な汚れを落とすことを意識して丁寧に洗い流しましょう。
肌タイプ別のクレンジング剤の選び方
※自分の肌タイプに合ったクレンジング剤を選ぶことが重要です。
乾燥肌タイプ(潤いがなく、肌がカサカサ。水分や皮脂が不足している状態)
乾燥肌の人に選んでほしいクレンジングタイプのポイントは「クリーム」「ミルク」「ジェル」の3つのタイプです。乾燥肌に優しい成分が配合されており、肌のバリア機能を保護しながらメイクや汚れを落とします。
脂性肌タイプ(皮脂分泌が多くニキビや吹き出物ができやすい。毛穴も広がりやすい。)
皮脂分泌が過剰な脂性肌の人に選んでほしいクレンジングタイプのポイントは『オイル』『リキッド』『バーム』の3つのタイプです。洗浄力が強く余分な皮脂をさっぱりと洗い流すこのタイプを試してみてください。
混合肌タイプ(水分量が少なく、皮脂分泌が多い状態の肌)
乾燥肌と脂性肌の2つを合わせ持つ混合肌の人に選んでほしいクレンジングタイプのポイントは「ジェル」「ミルク」の2つのタイプです。混合肌のベタつきは乾燥を補うために皮脂を過剰に分泌してしまうことが原因と言われています。しっかり保湿成分が配合されているクレンジング剤を選んでみてください。
※あくまでも参考としてください。肌に合わないと感じた場合は、使用を控えましょう。
肌タイプ別の洗顔料の選び方
※クレンジング同様肌質にあった洗顔料を選ぶことがとても重要です。
乾燥肌タイプ
乾燥肌の人はバリア機能が低下しており、皮膚の水分が逃げやすい状態になっています。洗顔料は皮脂をとりすぎることがないように、高保湿成分で洗浄力がマイルドなもの、弱酸性なタイプを選ぶようにしましょう。
脂性肌タイプ
脂性肌の人は皮脂が過剰分泌している為、洗浄力の高い成分が配合された洗顔料を使用し、短時間でさっと洗い上げるのがポイントです。ただし脂性肌の人でも保湿は必要です。肌が乾燥すると、皮脂の分泌量が増えやすいため、洗浄力だけじゃなく保湿力が高いものを使い皮脂バランスを整えましょう。
混合肌タイプ
混合肌の人はそもそも混合肌は水分が少ないのに対し、皮脂が多いのが特徴です。もともと乾燥肌になることが多いのでインナードライであると言われています。そんな混合肌の人には保湿重視の低刺激洗顔がおすすめです。
※あくまでも参考としてください。肌に合わないと感じた場合は、使用を控えましょう。