乾燥には特に気をつけたいこれからの季節。
自宅はもちろん、外出先でもしっかり乾燥の予防を心掛けて潤い肌をキープしたいですよね。
でも、「メイクの上から保湿できるの?」「メイクが崩れそう」「お肌に悪そう」と保湿ケアをためらってしまうことはありませんか?
今回は、日中でもメイクを崩すことなく保湿ができるアイテムや、メイクの上からできる保湿テクニック、アイテムの使い方についてご紹介いたします。
持ち運びしやすいものや肌悩み、好みの使用感に合わせてアイテムを選んでみてくださいね。
1|種類
メイクの上から保湿できるアイテムは主に3種類ございます。
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◆ミスト/スプレー
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顔全体を保湿したい時におすすめです。
ミストやスプレータイプは、霧状の化粧水を顔に吹きかけることで、簡単に保湿できます。一度で顔全体を保湿できますし、手を汚さずにサッとできてしまうのもポイント。
吹きかけるタイプは水分が多いため、さっぱりとした使用感が特徴。保湿感が足りないと感じたら、美容液入りやオイル入りのミスト化粧水もあるので、選んでみてくださいね。
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★使い方★
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<保湿メインの時>
1.化粧水のボトルを顔から20~30センチほど離して構え、適量を顔全体に吹きかける
2.手のひらで優しくハンドプレスする
<化粧直しの時>
1.保湿メインの時と同様に、顔全体に化粧水を吹きかける
2.清潔なティッシュやスポンジで肌を優しく押さえ、崩れた皮脂やファンデーションを拭き取る
3.化粧下地をベタつかなくなるまでなじませる
4.ファンデーションやコンシーラーで整える
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◆スティック状美容液
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部分的に保湿したい時におすすめです。
スティック状美容液は、美容液がスティック状に固められたアイテム。口元や目の周り、小鼻といった乾燥しやすいポイントを部分的に保湿できます。
細かい部分にもサッと簡単に塗れるのがポイント。リップクリームのような容器のものが多く、持ち運びにも便利なアイテムです。
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★使い方★
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<保湿メインの時>
1.清潔なティッシュで余分な皮脂をオフする
2.スティック美容液やバームを保湿したい部分に少量ずつのせる
3.指でトントンとなじませる
<メイク直しの時>
上記1~3の後、ファンデーションやフェイスパウダーをのせる
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◆乳液/クリーム
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外出中でもしっかり保湿したい時におすすめです。
乳液やクリームは、広範囲で乾燥している時におすすめです。指で伸び広げるため、部分的な乾燥にも顔全体の保湿にも使えます。
クリームタイプは油分が多いため、しっかり保湿できるのが特徴。一方で、油分によってはベースメイクが崩れる可能性があるため、塗る際は注意が必要です。
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★使い方★
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<保湿メインの時>
1.手のひらに適量の乳液を出し、指に少量ずつ取る
2.保湿したい部分に乳液をのせて、ぽんぽんと軽く叩き込むようになじませる
<化粧直しの時>
1.清潔なティッシュやスポンジで余分な皮脂をオフする
2.保湿メインの時と同じ手順で指先に乳液を取る
3.メイク崩れが気になる部分に乳液をぽんぽんとなじませる
4.ベースメイクのヨレや毛穴が気になる場合は、スポンジで軽く押さえてメイクオフする
5.フェイスパウダーをのせる
2|選び方
メイクの上から保湿できるアイテムを選ぶときは2つの軸で選んでみてください。
◆肌質に合うタイプで選ぶ
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メイクの上から保湿できるアイテムを選ぶ際は、自分の肌質に合ったものを選ぶのがおすすめです!下記では、肌質別におすすめの成分やポイントをご紹介いたします。
- \乾燥肌の場合はこちらをチェック!/
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・ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分が配合しているかどうか
・オイル入りで高保湿タイプのものを選ぶ
- \脂性肌の場合はこちらをチェック!/
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・パウダー成分が配合されているかどうか
・使用感がさっぱりとしていてベタつきにくいものを選ぶ
- \敏感肌の場合はこちらをチェック!/
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・合成香料や鉱物油などが使用されていない無添加処方のものかどうか
・成分にアルコールが配合されていないものを選ぶ
- ◆持ち運びに便利な容器で選ぶ
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メイクの上から保湿できるアイテムを選ぶ際は、持ち運びに便利な容器で選ぶこともおすすめです。外出先で使用するときには、荷物がかさばらないようにバッグに入るコンパクトサイズを選びましょう。
スティック状美容液はリップクリーム型のコンパクトサイズなので、持ち運びに便利でおすすめです。
3|注意点
メイク崩れを防ぐためにも、注意しておきたいポイントをご紹介いたします。
◆メイクの上からの保湿はあくまで応急処置
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メイクの上から保湿をすると、どうしても化粧品の油分と皮脂や水分が混ざり合ってしまいます。肌が敏感になっている時や、肌荒れなどのトラブルが起きている時は、負担になりやすいため注意が必要です。
メイク後の保湿はあくまでも応急処置。まずは朝のメイク前や日々のスキンケアを入念に行いましょう。丁寧なスキンケアによって整った肌だと乾燥を感じにくくなり、日中にする保湿の頻度を減らすことができます。
◆乾燥がひどい時は化粧水で水分補給を
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スティック美容液やバームなどの油分がメインのアイテムは、保湿力に優れていますが、乾燥がひどい時は化粧水の使用がおすすめです。
保湿のポイントは、肌に水分と油分をバランス良く与えること。まずは化粧水でたっぷりと潤いを補給しましょう!
◆ウォータープルーフメイクの保湿は3~4時間経ってから
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下地やファンデーションなどにウォータープルーフタイプをご使用されている場合、水分を弾いてしまうので時間を空けて保湿を行いましょう。
メイクをしてから3~4時間ほど経過してからであれば、メイクが肌に馴染んでくるので、保湿をすることができます。
4|まとめ
今回は、メイクの上から保湿できるアイテムの種類や選び方についてご紹介させていただきました。
乾燥しやすい冬も、上手に潤い肌をキープして、お出掛けを楽しんでくださいね。